【 床の捨て貼り 】
*下地にも無垢にこだわります。
特に床の捨て貼り。
仕上げのフローリングを貼る前に、まず捨て貼りとよばれる板を貼ります。
近年のほとんどの家は合板を貼りますが、なるべく合板は使わないという考えですと、
床に合板を使う選択肢はありません。
いくら下地とはいえ、床全体に使ってしまったらかなりの量です。
そこで、杉板を貼ります。
金額は少し上がりますが、十分その価値はあります。
貼った感じとして、やはり合板よりも気持ちがよく、体にも家にも良さそうです。
もちろん、二階の床も杉板です。
二階は水平耐力を上げるために、30㎜の杉板です。
*二階の床を一階から見上げても、またいい感じです。
好み、納まりによっては、このまま一階の天井にすることも出来ます。
合板でも出来ますが、この自然な雰囲気にはなりません。
*耐久性・住環境・健康・森の事、色々な面で合板よりも杉板がオススメです。
使っていても、杉板の方が健全な感じがします。
どんどん杉板を使いましょう。
【 建具 】
建具も合板ではなく無垢にこだわります。
見た目や雰囲気だけではなく、耐久性や健康にも影響します。
木だけではなく襖もオススメです。
木の建具より安価で、雰囲気は優しく、良くなります。
洋室にも合うデザインもあります。
イメージよりも丈夫で、もし傷ついたりしても貼り替えがが容易です。
【 軒が深い 】
自然素材の家でセットで考えたいのは“軒”です。
特に、塗り壁の外壁をする場合、軒が深いのは必須です。
軒が深いことで、外壁に雨や日が当たりにくく、長持ちします。
また、自然を活かすという意味でも軒が深い方が良いです。
夏は日が入りにくく、暑くなりにくい。
また、雨の日でも窓を開けて自然の風を取り入れられます。