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大家族が自然素材の家で賑やかに暮らす。二世帯住宅の家
〇様邸
<エリア> 岡崎市
<敷地面積>306.85㎡
<延床面接 2階建>160.64㎡
<家族構成>6人(夫婦二人+ご両親+子供2人)
<スペック>UA値 0.46W/㎡・K / C値 0.4㎠/㎡ / 耐震等級3



実はこの新築住宅は、棟梁・浅井の弟夫婦が暮らす二世帯住宅の新居になります。
施主(浅井の弟)は2級建築士の資格を持ち、「自分の家は自分で設計したい!」という夢を抱いていました。
家を新築するにあたり、様々なハウスメーカーの展示場を見学に行きましたが、夢を実現すべく、家づくりの大まかなプランは施主(浅井の弟)が自分自身で、詳細な設計と建築は兄の浅井が担当しました。
 
お互いのプライバシーを大切にしつつも賑やかに暮らす、二世帯住宅の家づくりの感想を詳しく訊きました。
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■家を新築しようと思った経緯を教えてください。
1階は両親(親世帯)の居室、2階は子世帯の居室です。勾配天井の広々とした空間が印象的。
(ご主人)一番の理由は、自分の家で子育てをしたかった、というのがあります。
結婚が決まったときから、妻の両親と同居の予定でおりましたので、だいぶ前から二世帯住宅のプランをいろいろと考えていました。
 
(奥様)実家を解体して新居を建てたわけですが、解体前の家は築60年~70年とだいぶ築年数が経って傷みもありました。増改築を繰り返していたため、使いにくい間取りだったんです。
ですので、新築の二世帯住宅は間取りの使いやすさにこだわってつくってもらいました。
■数ある工務店の中で浅井住宅を選んだ理由は?
広々とした玄関。入ってすぐの右手側は玄関クロークに。ベビーカーや三輪車など子育てに必要なグッズを収納するのに便利。
(ご主人)私は自分自身が育った家が大工の家というのもありますが、大学でも建築の勉強をしてきて、自然素材や木の家の良さをわかっていますし、浅井住宅の大工の技術の確かさも知っています。ですので、自分たちが住む家は絶対に浅井住宅で建てたかったんです。
家づくりの参考にハウスメーカーの展示場へ行き、アイデアを持ち帰っては兄に相談していました。
 
(奥様)私は夫の建てたいところで建てるのは大賛成で、私のリクエストは「使いやすい間取りにしてね」というところだけです。今はこのお願い通り、使いやすい家で幸せな毎日を過ごしています。
■二世帯住宅でこだわったことは?
親世帯・子世帯が集まって団らんする1階のリビング。
子世帯の居住スペースにもミニキッチンをつけて、さっと料理ができる機能的な家をつくりました。
(ご主人)親世帯と一緒に生活しているので、親世帯と私たち子世帯の暮らしを分けつつも、「一緒に暮らしている」という実感がしっかり持てるように計画しています。
 
(奥様)いろいろな二世帯住宅がありますが、食事を別々にとる「完全分離型」にはしたくなく、程よい距離感を保ちつつも、協力をし合いながら賑やかに暮らすのが私の希望でした。せっかく一つ屋根の下で暮らしているのですから、家族団らんの時間を持ちたいものです。
 
親世帯とは、食事を作ったり、作ってもらったりと、お互いに支えあう生活です。そうはいってもその日の予定によっては別々のこともありますし、臨機応変にのびのびやっています。
子世帯のファミリークローク。子世帯の衣類はここにまとめて収納。
(奥様)なるべく収納はたくさん欲しかったのでこだわりました。私たち子世帯全員で使うファミリークロークは使ってみるとすごく便利です。洗濯物を取り込んでハンガーのままかけられますし、1か所にまとめてあるのであちこち移動しなくてすみます。
こういう家事のしやすさは昔の家とまるで違いますね。

(ご主人)移動のしやすさといえば、1階の親世帯が暮らすスペースは廊下を広めにつくってもらいました。万一、体が不自由になったとしても介助できるスペースはありますし車椅子が通れるくらいの広さは確保しています。
■印象に残っているアドバイスはありますか?
浅井住宅では天然乾燥の国産材が標準仕様です。玄関を開けたら、色つやのよい木材とさわやかな木の香りがお出迎え。
(ご主人)家づくりの素材は兄にお任せしました。「壁は漆喰で、塗り方はコテの跡が残るくらいが、陰影が出てきれいだよ」など、具体的なアドバイスがありました。
木の素材にしても、左官の壁にしても、職人さんの確かな手仕事が伝わってきて温かみがあります。疲れて帰ってきた日も、どこか“ほっとできる”というか、癒されますね。
 
(奥様)材木屋さんまで行って木を選んだのはすごく印象的で、お兄さん(棟梁・浅井)のアドバイスで木を選びました。
センダン、ケヤキ、カエデ、イチョウ…と、この家には木そのものの色がふんだんに使われています。うちは子どもが二人、一人は新生児ですので、自然素材が体にいい素材という意味でも、安心できます。
リビングの柱は、お子様の成長が刻めるよう、無垢材を身長計に加工しています。
(ご主人)天井の板張りもいいですよね。「梁の下に天井を張る工法よりも、梁をあらわしにしたほうが広々見えるから」とアドバイスをもらい、兄のおすすめの方法で仕上げてもらいました。大胆で気に入っています。
 
 
■住宅性能の面ではいかがでしょうか?
(ご主人)かなりこだわりましたね。一番のポイントは床下エアコンを入れたことです。エアコンは家に2台設置しました。1台は床下エアコン、そしてもう1台は2階に設置しています。
 
(奥様)床下エアコンを入れると、足元から熱が上がって部屋が温まってきます。はだしでも足裏からじんわりと温もりが伝わってきて気持ちがいいですよ。
 
それから壁には断熱材(セルロースファイバー)、窓は断熱サッシ(APW330の樹脂窓)を入れたからか、家のなかがすごく静かなんです。うちの近くには交通量の多い道路があって比較的うるさいのですが、両親も「静かだね」と音の変化に驚いていました。
 
「高性能住宅は静か」というのは期待していなかったので、音の面でも快適さに感激です。
 
(ご主人)あと忘れてはいけないのが耐震性能です。消防署などと同じ「耐震等級3」がとれるように設計してもらっています。万一のときに家族の命を守るという意味でも耐震にはこだわりました。
■最後に、これから家づくりをする方に向けて、家づくりの先輩として一言お願いします。
相談しながら使いやすい高さを決めたカウンター。
(ご主人)地元に根付いた大工のいいところは、建築が始まったあとでも相談しながら家をつくれることです。例えばカウンターの高さなど、図面で決めるのは本当に自分たちが使いやすいかどうか判断できません。
 
浅井住宅では、床ができたあとに、確認しながらカウンターの高さを決めていくことができました。どんな暮らしをしたいか?とイメージして、いろいろ相談するとよいと思います。
 
 
(奥様)壁紙も 図面で見てもわからないので、家の形ができてから「ここだけアクセントに」と確認できたのはイメージしやすかったですね。
 後から「やっぱり使いにくい」では不便ですから、相談のしやすさも大切にするといいと思います。これから何十年もこの家で過ごすせると思うと安心です。
有限会社浅井住宅
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