≪自己紹介≫
岡崎市で生まれ、岡崎市で育った、浅井住宅三代目大工、隆利です。
1984年4月、岡崎市に生まれ、ごくごく普通の真面目な少年時代を過ごし、
井田小・葵中ではバスケット部でした。
父と祖父に、バスケットゴールを作ってもらい友達とよく遊びました。
手作りのバスケットゴールに愛着があり、誇らしかったです。
岡崎北高校では弓道部に所属し、その友達とは時々BBQなどで集まり、仲良くしています。
高校卒業後、沢山の仲間と建築を学ぶ
図面の書ける大工の棟梁を育てようという学校で、大工の実技が盛りだくさんです。
設計も学び日本建築についても学ぶことができます。
仲間と色々な所へ行き、沢山の建物を見学に行き、感じてきました。
本当に楽しく、良い思い出で、その時感じた感覚は財産となっています。
一番大きな財産は、その仲間です。全国から集まってくる学校なので、全国に仲間ができます。
全寮制なので、4年間ずっと生活を共にし、友達というより正に仲間という感じです。
今でも仕事の情報を交換したり、お互いの仕事の事を聞いて刺激をもらっています。
私は日建で素晴らしい仲間と出会い、日本建築の素晴らしさを学びました。
日本建築は、知れば知るほど奥が深いし素敵です。
見た目はもちろん美しいし、そのゆっくりした空間・ゆったりした雰囲気、本当に落ち着きます。
時の流れがゆっくりです。そして、落ち着くと同時に、ワクワクさせてくれます。
その空間・時間・雰囲気を作り上げる日本の大工は、本当に世界に誇らしいと思います。
長い歴史を経てその日本建築はつくられてきました。
大工が何度も何度も試行錯誤をしてつくり上げてきた、大切な宝です。
技術も必要だし、感覚も必要です。そんな大工に誇りを持ち仕事をしていきます。
また、私は日本の伝統や文化が好きです。どれも長年の歴史で培われた質の高さや奥深さがあります。
そして、優しさやあったかみがあります。
それは、職人たちの知恵と工夫、そして心がこもっているからだと思います。
私も、そんな心を込めたあったかいものを作っていきたいです。
日本の伝統や文化が、ずっと受け継がれ残っていってほしいと心から願います。
専門学校を卒業し、大工修行で滋賀へと
日建を卒業後、滋賀県の工務店に就職。大工として弟子入りです。
大工が木を刻み木を組み、土壁で壁を作っていく、昔ながらの伝統工法で家を建てる工務店でした。
そこで、伝統工法について・大工の技術・家づくりの事はもちろん、人付き合いや
仕事というものについて様々なことを学びました。
本当に良い経験で、この工務店での経験が今後も私の大工としての原点になるんだと思います。
学校で学んだこと、修行で学んだことを生かした、浅井住宅ならではの家づくりを
そして、平成22年2月22日、浅井住宅に来ました。
浅井住宅の家づくりは、滋賀県の家づくりとはまた違う家づくりで、学ぶことだらけでした。
滋賀県での良い点、祖父や父が築いてきた浅井住宅の良い点、日本建築専門学校で感じた感覚などを
バランス良く組み合わせて「良い家」をつくっていきます。
≪決意≫
令和元年 五月一日、三代目として代表に就任しました。
日が経つにつれ、祖父や父から受け継いだという自覚と責任を実感しています。
2人から受け継いだ事で、一番大切にするべき事はお客様によりそうという事です。
2人はいつもお客様の想い、こだわりによりそってきました。
今後も常に意識して頑張っていきます。
また、大工というのは大いに工夫すると書きます。
祖父や父は、まさに知恵を出して大いに工夫する人です。
そんな2人に少しでも近づけるように、常に色々と考えていきます。