こんばんは。
昨日の続きです。
昨日はざっと流れを説明しましたが、今日は家の中身のこだわりの一部を2点だけ。
二階の床の下地の話です。
現代の家は、水平の横揺れの強度を出すために、構造用合板を梁に直接張っていくのが一般的です。
浅井住宅も同じやり方ですが、違うのは使っている材料です。
構造用合板などのベニヤ関係はなるべく使いたくないので、杉板のパネルを使っています。
こちらの方が強度もあるし耐久性もあるし、住環境にも良いです。
そして、見た目も自然で、なんだか良い感じ。
右の写真は、一階から見上げている写真です。
このままでもきれいですが、天井は張ります。
紙が巻いてあるのは天井を張った後も化粧で出てくる梁です。
紙をはがしたらきれいな杉の梁が出てきますので、お楽しみに。
次に、軽く木の組み方のこだわりを。
渡り顎という木の組み方をしていますので、梁が家の外側に飛び出しています。
一般的にはアリという組み方で組んでいくのですが、渡り顎の方が粘り強いし荷重も下へ伝えやすいと思います。
渡り顎は、昔から日本建築では主流のやり方ですが、今では珍しいです。
木の粘り強さを発揮してくれる工法で、浅井住宅の特徴の一つ。
工事を進めながら、浅井住宅の特徴を少しずつ紹介していきます。
現場にもぜひ見に来てください。
ご連絡、お待ちしています。
では、また。