こんばんは
屋根ができてきました。
屋根の特徴は、まず、基本的には瓦にしています。
あと、軒は深めにしています。
日差しを防ぎ住環境を良くするだけでなく、外壁の耐久性にも大きく影響します。
もう一つ、基本的には垂木や野地板は化粧で現します。
これは、意匠的なもの。
天井を張っちゃうよりも、単純にかっこいいから。
今回は、垂木は色を塗って野地板は杉板そのままでやってみました。
うん、かなりおしゃれでかっこいいんじゃないかと思います。
自画自賛。
今回、初めてやってみたことがあります。
野地板を垂木に対して斜めに張ってみました。
普通は、垂木に直行方向に張ります。
建物に平行というか。
もちろん斜めに張るのは面倒です。
手間がかかります。
なぜこんなことをしたのか、強くするためです。
家は、壁だけではなく、水平方向の強度も強くしないといけません。
なので、二階の床もがっちり固めます。
それと同じで、屋根面も固めないといけません。
これには、合板を使ったり火打ち梁(斜めの梁)を使ったりします。
しかし、合板は耐久性や住環境に問題あり。
火打ちは天井を張るのに邪魔。
そんなこんなで、無垢の野地板を斜めに張るというやり方に落ち着きました。
合板の野地板を使った場合と同じくらいの強度が出ます。
やってみた感じ、強そうだし健全な感じがします。
良い感じです。
今後の浅井住宅のスタンダードになっていくと思います。
では、また。